2016年07月28日

ドラえもんの英語おもしろ攻略 ゼロから始める英語(キャラクター原作・藤子・F・不二雄)

最近英語を勉強したいと思ってまして。
しかも、いまだからこそ基礎の基礎から。
簡単な単語や文章から。

いま英語を使いたい場面では単語をいくつかつぶやくことで伝えようとしていますが、こんなことじゃいかんし、相手の言ってることが文章だとさっぱりわからない。まるっきり逆に思い込んじゃうこともあって危険。

で、ドラえもん好きでもあるので、ドラえもんの学習シリーズで読めばぐんぐん頭に入ってくるんじゃないかと思った次第です。

さっそく買ったのは以下の本。

ドラえもんの英語おもしろ攻略 ゼロから始める英語 (別冊ドラえもんの学習シリーズ)


結論からいうと、本当にゼロからって感じで、思った以上にやさしい内容でした。
英語が苦手と自称する私もさすがにこれくらいはわかる……いや、対処できませんけどね、このトラブルに。私も会話できないからね。


おなじみの、スネ夫の旅行自慢から始まります。スネ夫はジャイアン、しずちゃんをつれて、家族と一緒にアメリカに行っているらしい。一緒にこれないことを残念がっているようだけど、まあいつものノケモノ案件ですよ。
で、くやしがるのび太。「ぼくもアメリカに行きたい!」

しかし、ドラえもんは道具を修理に出しているので、海外旅行は不安です。
「写真を撮ってすぐに帰って来るだけ」とののび太の説得に折れて、残ってた「どこでもドア」でアメリカに出発!
アメリカで写真撮影に夢中になっていたら、トラックの荷台に乗っかってた「どこでもドア」はトラックとともに走り出しちゃった!
現在地・ダラスからニューヨークまで、トラックを追う旅が始まる……!

……というストーリーです。
ほんやくコンニャクも持ってない、英語の知識ゼロ、空も飛べず速く走れずご飯も用意できないのび太とドラえもんがダラスで路頭に迷うのです……

必死になって自分たちの困っていることを伝えようとするうちに、身振り手振りでのコミュニケーションから始まって、普段身の回りにあった英語を思い出しつつ、「なんだ英語って身近だったんだ。コミュニケーションって大事なんだ。」と言うことを実感していくつくりになってて、英語の勉強としてはやさしい内容だけど楽しみながら英語に親しみをもてます。子どものころにこの本を読んでたら、もっと英語に興味が持てたかも。

途中のコラムには、あいさつやアメリカまめ知識なんかもあります。
のび太が「アメリカ人ってなに人なの?」(いろんな人種がいる)と疑問を持つところとか、アメリカに飛び込んでしまう設定ゆえのエピソードがいいですね。
posted by 藤村阿智 at 14:51| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

東京アリス(稚野鳥子)1巻〜5巻感想

稚野先生の漫画にはなんだか苦手意識があったのですが(20年以上前の印象で……)
久しぶりに新作の「月と指先の間」を読んで、なんとなく稚野先生の漫画の雰囲気に慣れたので
電子書籍版「東京アリス」1〜3巻無料ダウンロードキャンペーンを使って読んでみた。

月と指先の間(1) (KCデラックス Kiss)


まあにがてだな〜って感じは変わらないんですが、逆にいうと読まないタイプの漫画であるし、
でも流石に面白いんですよ。ベテラン先生の力量は流石です。苦手な登場人物しか出てこない、ファンタジーより遠い世界に感じる「リアル」の世界なのに、先が気になるというか。
最初は3巻までで続きを読もうと思わなかったのに、ちょっとした待ち時間の間に読み返したら続きが気になってしまって……

いま5巻まで読みました。4巻、5巻は追加で購入。

東京アリス(1) (Kissコミックス)


【あらすじ】
デザイン会社勤務の普通のOL・有栖川ふうは26歳、お買い物が大好きでお給料の大半をショッピングにあてている。金遣いが荒い。狙ってる、憧れのバッグがある。女の子としては鈍感なほうで天然だけど、どこか憎めないのか周りには可愛がられている。
そんな「ふう」のことを好きになっちゃってる上司と、3人の幼馴染の女性とのお買いものラブコメディ!

……という感じでしょうか……
上司の奥園さんが、なんでふうちゃんのことを好きになってるのかはちょっといまだにわかんないんですが、ふうちゃんは突っ走り振り回し系女子なのでさわやかなところがいいかなあ?
先日感想を描いた「私はペンで世界を変える」もそうなんですが、女子が恋にはまらずに他の好きなものを追っかけてるってのは、意外と私の好きな展開なのかもしれません。

   


しかし、まあ、26歳の女性たちが中心になってる話なので、付き合い方とかがオトナなんですよね……
すぐにカラダの関係になるというかそこからはじまるというかそれしかないというか……
ふうちゃんだけは5巻の最後でもまだきれいなままです。とはいっても昔から彼氏はけっこういたみたいなんでそういう奥手じゃなくて、最近うまくいってないって話です。

幼馴染が3人いまして、全部で4人の女性が中心に出てくるんですが、そのうちの3人
ふう(OL)、みずほ(漫画家)は円城寺(お嬢)の家に居候しているので一緒に住んでます。
桜川先生は女医さんでふうちゃんのことがむかしから好きだけど、叶わぬ恋なので男遊びに励んでいます。
円城寺はお見合い結婚が決まってるので、他のカラダの相性がいい男性やいろいろを満たしてくれる男性を探して毎日のようにいろんな男と遊んでいます。
みずほちゃんは少女漫画家でおっとりしてるんですけど、どうも金のない男にばかりひっかかり、他の女の子のようなお姫様扱いデートに縁がありません。すぐ利用されてしまうタイプです。

だれも私の周りにいないタイプだよ……
学生の頃は……みずほちゃんタイプがいたかな……
いい子だし尽くすタイプなのに、なんか変な男性につかまって、泣かされながらも尽くしちゃうわけですよ。だからみずほちゃんが一番見ててつらい。幸せにしてくれる男性とであって、存分に尽くしてちゃんと報われなさい。

ふうちゃんと奥園さんっていう、鉄板の主人公カップルは見てて安定してるから素直にドキドキできますね。
この人たちオトナなんだ……って思うと、ちょっともどかしいですけど、他の人たちの大人すぎる行動を見ていると逆に安心しますよ。バランス取れてるのかもしれない。

そんな中、ハラハラするのは、お見合い結婚も決まってて、だれよりも強く、リードして自分の好きなように人生を歩んでいるように見えていた円城寺をローラクする男があらわれちゃったところね。
安定のカップルを横目に、なんか強引でカラダだけの関係でイニシアチブを完全に男に握られてしまった危うい円城寺ちゃんがこれからどうなるのか気になって……

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続巻も読んだら感想書くと思います。
しかし、amazonで検索してるうちに最終巻(15巻)の星が平均1つ・レビュー10件なのを見てしまった……



ラベル:少女漫画 女性
posted by 藤村阿智 at 11:34| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

なぁたんとご主人たま(モリタイシ)

なぁたんとご主人たま (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)


ムチムチからスレンダー、少女から大人まで女性のかわいいところを描いたらとにかく私好みになってるっていうモリタイシ先生の読みきりがkindleで販売開始ですよ!

セーラー服の少女が箱に入って捨てられていたので、とりあえず食べ物をあげてみたらなんか懐いたみたいで……っていう、お色気満載の読みきりでございます。

モリタイシ先生作品の中で史上最強にえっちなないようということで……
読みきりが配信されたときもkindleで読みました。というかそれのために、ほとんど放置してたkindleをもう一度立ち上げた。普段honto派なんで、電子書籍もだいたいhontoで読んでるんですよね……

amazonで中身も確認できますし、ちょっと読んでみて続きが気になったら購入ってのはどうですか。
100円ですよ。
カラーも収録されてるのね。これも電子書籍ならではデスネ〜。

しかし、読みきり作品がこんなに早い時期に手に入れられる・もう一度読めるようになるってのはいいですね……単行本には収録されるかわからなかったりするじゃないですか。モリ先生がこういう甘甘な漫画を今後も数本描かれたら、まとめて短編集とかになるかもしれないけど、ラジエーションハウスの巻末に収録とかはなさそうだから……
電子なら100円とかで単発の読みきり作品も発行できますね。これはいいですね。

posted by 藤村阿智 at 10:12| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

私はペンで世界を変える(堂本奈央)

エッセイ含め、漫画家さんが出てくる漫画は大好物なんですが、
最近読んだ「私はペンで世界を変える」面白い。

私はペンで世界を変える(1)(プリンセス・コミックス)


私はペンで世界を変える(2)(プリンセス・コミックス)



現在二巻まで、以下続巻。(続きも購入したらここに感想かく予定)

中身はがっつり少女漫画です。
【あらすじ】
青森から転校してきた生田優子・高校二年生は、おとなしくてとくになんの印象も無い目立たない女子高生のように見えるけど、実は現役少女漫画家で期待の大型新人!
さらに、「いつか自分の漫画が映像化されたら憧れの大野君(NALISという人気アイドルグループのメンバー)に主役をやってもらう(つまり会いたい!)!最終的には結婚したい!」というこちらも超大型のドルオタというぶっとんだ少女だったんですね……

で、そのヒロイン・優子の引っ越したマンションの隣には、クラスメイトの超絶イケメン羽多野伊佐と七瀬淳(いとこ同士らしい)が住んでいて、漫画の担当編集さんもイケメンだったりして、しかも全員優子のことが好きor大切らしい……という、いわゆる逆ハーレムもの。

いや、少女漫画なんてだいたいが逆ハーレムと言うか、ヒロインの女の子はぱっとしないのにモテモテっていうのは当たり前ですよ。その中で揺れる乙女心……とか、私の好きなあの人にだけ一途なんだもん……っていう話が多いんですが、
「ペンせか」(勝手につくった略称・普通なんて呼ばれてるのか確認していない)はモテモテのヒロイン、優子ちゃんの視点があまり無いんですよ。まったく無いわけじゃないけど、優子よりも周りの男子が優子のことをどうおもってるかが描かれているというか。

しかも、周りのイケメンたちがこんなに大事にしてくれているのに、優子本人はアイドルに夢中で仕事熱心なわけです。そんな一所懸命さとか、がんばりとか、天然の良い子パワーとかがまた周りの少年たちをキュンとさせてるんですよね……ということで、ヒロインにいやらしさがなくてさわやかなのがこの漫画の良いところで、他と違って面白いところだとおもうのです!

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1巻は導入から、まず伊佐くんが優子ちゃんのことを好きになっちゃって、優子のことを好きになるのはイバラの道でドMの道だとわかっていながらもグイグイアタックする。
追って、結局淳も自分の気持ちに気が付いて、伊佐「ヌケガケ有りでいこうね」淳「おう」みたいになっちゃうわけですよ!
しょうがないよ!優子かわいいもん!一所懸命だし意外と頼れるとことかでも守ってあげたいとことか!

2巻になっても伊佐と淳は振り回されっぱなしで、沖縄いっても相手にしてもらえたような・やっぱり漫画と大野君が上のような感じでしたが、2巻が終わる頃にはちょっと優子の気持ちに変化が……? 淳にも揺れる気持ちが……!?
そして第三の男(?)が……!

2巻で、アイドルに近づきたくて漫画を描いているんだね、漫画を描きたくて漫画家になった人じゃないんだね、今のままじゃあの人には会えないよ……と、脚本を書く仕事をしている伊佐の兄から辛らつにいわれて優子の心が動くところもなかなか。今後「漫画を描く」と言うことについて深く考える描写もでたりするかな?ただの恋愛コメディで終わらない雰囲気がまた良いです。

3巻も楽しみでございます。
ちなみに私が好きなタイプは淳です。まちがいない。
インドア宅デートしたいしケーブルつないで欲しい。(自分でも出来るけどw)

しかし恋は心を騒がせたものが勝ちなんじゃないかと思いもするわけですよ……


posted by 藤村阿智 at 16:00| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月04日

げんしけん 20巻(木尾士目)

げんしけん 二代目の十一(20) (アフタヌーンKC)



げんしけんも2代目になってからのほうが長くなっちゃったんですね。

半年に一度出る新刊を楽しみにしている私です。
面白いと思うんですけど、amazonの星は低めですね……いや、もう内容を見なくてもわかりますよ。
読書メーターとかでもみんなとにかく「斑目ハーレムが長くてうんざり」って言ってるんですよ。
私好きですよ。もう斑目さん好きだから見所多くていいなあと思って(笑)

たしかに、この2巻ぐらいで日にちも2日ぐらいしかすぎてなくて、1年かけてこの2日のこと描いてるのか〜とも思います。本来ならそういうのキライなほうなんですけど、ややこしいかんじが好きなんですよ。
ちょっと自分自身が「なんでこれはいいんだろう?」ってのをちゃんと言葉に出来てなくて、やっぱり終わらないと話への感想がきちんとまとまらないかな。

とにかく斑目さんがハーレム状態だし、なんか気のせいじゃなくて、4人に本気で「私と付き合えばいいのに」って思われているようですよ。
縁がないと思ってたモテキのなか戸惑って揺れて優柔不断さを見せ付ける斑目さん!
恋しちゃってる四人がかわいい!(アンジェラだけかわいさが薄いよ!!)


でもな〜、こういう「条件違うけどどれも魅力的で選べない」っていう中から選ぶのってやっぱり後悔とか未練とか残るんじゃないかな〜と思ったり。
分岐点になるだろうし……


私としては矢島っちとハトくんのほうも気になりますね。こっちもいい感じなのに。
ってかみんなして、いろんな選択肢があってどれを選んでも怒られないなんてずるい!
保留にしとくのがそもそもダメなはずなのにね!

……とまあ漫画だけどこの先の展開をドキドキしながら読んでますよ。
早く終わらないといいかげんこの話題が長いとも思うけど、決着したらすべての関係性が変わると思うとちょっと怖くもさびしくもあり。斑目さんとかもそう思ってるかも……
posted by 藤村阿智 at 10:30| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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