しかも、いまだからこそ基礎の基礎から。
簡単な単語や文章から。
いま英語を使いたい場面では単語をいくつかつぶやくことで伝えようとしていますが、こんなことじゃいかんし、相手の言ってることが文章だとさっぱりわからない。まるっきり逆に思い込んじゃうこともあって危険。
で、ドラえもん好きでもあるので、ドラえもんの学習シリーズで読めばぐんぐん頭に入ってくるんじゃないかと思った次第です。
さっそく買ったのは以下の本。
ドラえもんの英語おもしろ攻略 ゼロから始める英語 (別冊ドラえもんの学習シリーズ)
結論からいうと、本当にゼロからって感じで、思った以上にやさしい内容でした。
英語が苦手と自称する私もさすがにこれくらいはわかる……いや、対処できませんけどね、このトラブルに。私も会話できないからね。
おなじみの、スネ夫の旅行自慢から始まります。スネ夫はジャイアン、しずちゃんをつれて、家族と一緒にアメリカに行っているらしい。一緒にこれないことを残念がっているようだけど、まあいつものノケモノ案件ですよ。
で、くやしがるのび太。「ぼくもアメリカに行きたい!」
しかし、ドラえもんは道具を修理に出しているので、海外旅行は不安です。
「写真を撮ってすぐに帰って来るだけ」とののび太の説得に折れて、残ってた「どこでもドア」でアメリカに出発!
アメリカで写真撮影に夢中になっていたら、トラックの荷台に乗っかってた「どこでもドア」はトラックとともに走り出しちゃった!
現在地・ダラスからニューヨークまで、トラックを追う旅が始まる……!
……というストーリーです。
ほんやくコンニャクも持ってない、英語の知識ゼロ、空も飛べず速く走れずご飯も用意できないのび太とドラえもんがダラスで路頭に迷うのです……
必死になって自分たちの困っていることを伝えようとするうちに、身振り手振りでのコミュニケーションから始まって、普段身の回りにあった英語を思い出しつつ、「なんだ英語って身近だったんだ。コミュニケーションって大事なんだ。」と言うことを実感していくつくりになってて、英語の勉強としてはやさしい内容だけど楽しみながら英語に親しみをもてます。子どものころにこの本を読んでたら、もっと英語に興味が持てたかも。
途中のコラムには、あいさつやアメリカまめ知識なんかもあります。
のび太が「アメリカ人ってなに人なの?」(いろんな人種がいる)と疑問を持つところとか、アメリカに飛び込んでしまう設定ゆえのエピソードがいいですね。