本屋さんでチラッと見たときに、
「題材は面白そうだけど、マンガとしてはいまいちだなあ」と思って買わずにいた本。
なんどか見かけて、そのたび手にとって中を見ていたので、
買ってしまったほうがいいなと思って購入。
イラストはキレイだし読みやすいけど、まんがとしてはやはりいまいち。
じゃあ「まんがじゃないほうがいい」のかといえばそんな事はなく、
まんがでないぐらいだったらこのイラストがあったほうが断然楽しいのは間違いない。
エッセイマンガを買うときにいつも気になるのは「おもしろいけどコレって漫画じゃないよなあ」とおもうところ……
イラストつきの本という感じで、実はイラストが無ければもっと内容が多かったんだろうなあ。でもイラストがなければ手にとらなかっただろうなあ。
もどかしい。
内容はおもしろかったです。絵もかわいいし、親しみが持てる。
普段日本語について感じていない疑問点とか、他国との文化の違いで言葉の勉強にも影響があったりするというところがおもしろい。
漢字を使ってても、日本の文字がつうじるわけではないところとかも盲点だった。たしかにこちらも、中国の文字は読めないもの……
漢字や、日本語の出来た由来などもわかって楽しい。
私の勤務する会社にも、海外出身の人は何人もいる。でもみんな日本語ぺらぺら。仕事上で困ったり、コミュニケーションが取れないことが無いので本当に感心する。だって私は日本語しか喋れないのだもの……
とにかく「日本語」をもっと知りたいと思える本でした。
ラベル:エッセイマンガ