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その名の通り、動物の中でも毒をもった動物に限って紹介されている本。中身はオールフルカラーで、写真もふんだんに使われていて読みやすい。
ふぐやヘビなどの、誰もが知っている毒のある生き物はもちろん・シロクマやカモノハシなどの毒も紹介されている。
文章のほうもおもしろくて、適度な分量で興味深く読める。
毒にやられた人々の体験談などはひどくつらそうなものが多く、死に至らないまでも、毒ってのはおそろしいもんだなぁと震えてしまう。
特に痛そうで怖いのが、オニダルマオコゼを踏んづけちゃった人の話と、ヤマカガシの話。
オニダルマオコゼを踏んづけた部分は解けて穴があき、それがふさがるのに三ヶ月・痛みと腫れが引くまでに、さらに三ヶ月かかったとか……半年もいたむ、毒。
そんなのが、踏んづけちゃうかもしれない場所にいるなんて。波打ち際でも、小魚さえいればオニダルマオコゼがいる可能性があるとか。
また、ヤマカガシは日本でよく見かけるヘビで、つい最近まで毒はないと思われていたけど、かまれるとあちこちから出血したりするという、かなりキツい毒をもっているようだ。
他にも、ヤドクガエルの毒から、ふしぎな民間療法で奇跡的に復活した人の話とか。
身近な動物にも毒があったりするので、どんなところにどんな毒のある生き物がいるのかを知っているのと知らないのでは、生きるか死ぬかの分かれ道になるかもしれない……?
「猛毒動物の百科」で検索してたどりつきました。
私も最近この本の感想を書いたんですが、まさか
他に感想文を書いている方がいたとは(笑
オニダルマオコゼの説明には本当に悶絶しました。
痛そうの極地ですよね。
マンガも大好きなのでゆっくり読ませて頂きます!