2010年11月21日

フェルメール ――謎めいた生涯と全作品(小林頼子)

フェルメール  ――謎めいた生涯と全作品  Kadokawa Art Selection (角川文庫)フェルメール ――謎めいた生涯と全作品 Kadokawa Art Selection (角川文庫)
小林 頼子

フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版) 謎解き フェルメール (とんぼの本) ルノワール  ――光と色彩の画家  Kadokawa Art Selection (角川文庫) フェルメールの世界―17世紀オランダ風俗画家の軌跡 (NHKブックス) 若冲  ――広がり続ける宇宙  Kadokawa Art Selection (角川文庫)

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最近芸術鑑賞に前より興味が出て、一冊美術解説本を購入してみようと思いこの本を注文。

フェルメールはこの表紙の絵ぐらいしか知らなかったけど、この本ですべての現存するフェルメール作品を見ることが出来る。
原画のサイズも書いてあるから、大きさを想像しながら読むといい。


絵画を見るときに、なにも考えず感覚で「好き、嫌い」と思いながら見るのもすごく楽しい。
でも、さらに「この絵が描かれた時代はどんな時代だったのか」「このころはやったモノはなんだったのか」「古典に見えるこの技が、このときの新技術だった」
などの事情を知ることで、新しい角度から作品を鑑賞することが出来る。

350年ほど前の作品たち。

現在の絵にも、流行や新技術がある。
それらが忘れられて、ただ一枚の「絵」になったときにどういう絵に変わるんだろう?
と思うと、今新しく発表される絵を見る目も変わったような気がする。
posted by 藤村阿智 at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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