2006年12月03日

じゅんの恩返し(みうらじゅん)

今年も激的な出会いがなかった……とか言いつつ今年やったことを振り返ってみたら、かなり劇的にがんばったなぁと思い直す。
ただ、それらが実ってないんだよね(笑)収穫は無しだよ。種はたくさんまいて、刈り取りにも行ったけど実ってない……というような状態。
たくさんタネをまいたらどれか芽が出て、いつのまにか大きくなるだろうと信じて頑張っているのですが、もしかすると最初から偽者の種なのかもしれない。
ああっなかなか哲学的じゃない!?

もう、そういう風に落ち込んだり「なにやってんだろ……?」って気持ちになった時は
じゅんの恩返し
みうら じゅん著
ソフトバンククリエイティブ (2006.11)
通常24時間以内に発送します。

このみうらじゅんの本を読むのだ!こないだ出たばかりの本だけど、ほぼ日でもかなり楽しみにしてた連載だったので、迷わず購入。即購入。

これは私が尊敬してやまない、みうらじゅん氏がいままでお世話になった物を語ることで恩返ししようという企画。みうらじゅんを作り上げた素材みたいなものをあつめた本だね。
この本を読むと、みうらじゅん氏はおのれの「好きだ」とか「いいんじゃないか」を貫いた結果、どんどんいろんなものが集まってきたという好例を見ることが出来ると思うね。
マジで忍者タイプ。低い樹を毎日飛び越しているうちに、高く飛べるようになってたというあの修行方法を毎日楽しみながら・苦しみながら続けている人だ。

そして、物事すべての「いいところ」「おもしろいところ」を見つけようと努力している人だ。私はみうらじゅん氏になりたい。なりたいったらなりたい。


で、そのみうらじゅん氏にも、この本を読めば分かるのだけれどやはり「こんな人になりたい」って言う目標というか、憧れの人がたくさんいたのだ。そして近づくために努力や真似をした結果、結局自分自身という新しい生き物になってしまったんだね。すごい事です。
posted by 藤村阿智 at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・エッセイなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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