ちゃんと感想を書こうと思うと時間がかかりそうなので、読み返しついでに少しずつ覚書とひとこと感想を書いていこうかなと。
思えばワンピースの連載が始まったときはジャンプを読んでいて、
「こりゃ面白いマンガが始まったもんだな〜」と思ったものでした。
あれから長い月日がすぎました……
ではでは気軽にチョコチョコ感想を書いていきますよ〜。
■ワンピース 1巻
ONE PIECE 1 (ジャンプ・コミックス)
記念すべき「旅の始まり」。最初の50ページで、ルフィの海賊への憧れ、楽しさ、怖さ、それでも憧れる人や強さの存在という重要な動機を書ききってるのがすごい。
中盤からはゾロという最初の仲間に出会って連れて行くまで。
表紙にナミがいるなあとおもったら、巻末のほうでもう登場しているのね。
すっきりしてて読みやすいのは、タッチや背景の書き込みだけでなく、コマ割がシンプルでタチキリも多用されていないせいかなと思った。
■ワンピース 2巻
ONE PIECE 2 (ジャンプ・コミックス)
バギー海賊団とはちあわせ。バギーがはじめての「悪魔の実を食べた敵」ってことになるのか。
ナミはまだ仲間になってない。あくまで手を組んだだけ。
ペットフード店を守る犬・シュシュのエピソードみたいに、「大事にしてるものがある→敵につぶされる→ゆるせねえ」って展開はこのあとも結構ありますね。単純だけど一番精神的にきついね。
■ワンピース 3巻
ONE PIECE 3 (ジャンプ・コミックス)
ナミとの連携技で、手ごわい相手のバギーをやっつける。
ナミは頭脳戦が多いし、性格がはっきりしてて好きだな。
途中のミニエピソードで出てくる箱入り人間ガイモンさんは、ルフィが仲間になれよって誘った中では一番なんにも出来無そうだな……「ついてくぜ」ってなったらどうなってたんだろう(笑)
船を手に入れるという目標のために島へ到着、ウソップとキャプテン・クロと出会う。
■ワンピース 4巻
ONE PIECE 4 (ジャンプ・コミックス)
本当は悪い執事だった、キャプテン・クロと戦う。序盤でもかなり怖いシーンだったというか、かるく絶望したね。
ウソップとナミは好きだな。ほかのキャラみたいに超人ではなく、いつまでも超人になれないんだけど、弱いなりに工夫して敵と戦うところがいい。ナミにいたってはほとんど傷つかずにうまくやってるもんな。
■ワンピース 5巻
ONE PIECE 5 (ジャンプ・コミックス)
キャプテン・クロとの激しい戦いをウソップが全部ウソにして、そんなウソップも乗せて新しい船で新しい航海に。
そういえばここで狙撃手になれよって言われてるのに、まともな銃も買ってもらえず、ずっとパチンコ武器にして数々の雑務をこなす器用貧乏みたいになってるウソップがちょっとかわいそう。
巻の最後ではサンジさん登場。
■ワンピース 6巻
ONE PIECE 6 (ジャンプ・コミックス)
首領・クリークは本当に悪いね。キャプテン・クロみたいに優しい人のふりをしてないだけ悪質さがないけど、クリークは悪いやつですよ。
忽然と消えてしまったナミの行き先のなぞ、クリークとの戦い、ゾロが剣士の頂点・ミホークと一戦を交えるという盛りだくさんの1冊。
■ワンピース 7巻
ONE PIECE 7 (ジャンプ・コミックス)
悪態をついてばかりのサンジと、ゼフの過去が判明。
クリークさんは大量無差別殺人兵器をつかいはじめました。大量無差別兵器を使うのは本当に悪いやつで、卑怯な人間のやることですよ!現実世界でもね!
ギンさんの男気と心境の変化に泣ける。一度はやっぱり敵は敵なのか……と思わせておいて。
■ワンピース 8巻
ONE PIECE 8 (ジャンプ・コミックス)
クリークを無理やりちからまかせな感じで倒すルフィ。まっすぐだな。
ワンピースの「周りで見てる人たちの説明ですごさが語られる」って言うのがなんだかおかしくて、気づくと説明しているシーンで笑ってしまう。「あれをくらってまだ生きてるのか」「普通だったら立ってられねえキズだ」って感じの。
サンジさんはついていかない流れだったけど、周りの計らいで船を離れることに。
でもどうせだったら気持ちよく旅立ってほしかったかな、まあ両方気持ちはじゅうぶん伝わっているからいいのだけど。
ナミの行き先も判明、せっかく首領・クリークという悪者を倒したのに、さらに上回る悪さのアーロンがとうとう登場。。。
ナミの本当の性格はもう揺らがないので、いきがって悪がって見せても、本心じゃないことは読者にわかりやすくなってる。ほかのキャラがナミのことを誤解しても、仲間たちと同じぐらいナミのことを信じられるね。
■ワンピース 9巻
ONE PIECE 9 (ジャンプ・コミックス)
9巻はなんといってもベルメールさんのエピソード。短いのにいつも泣いてしまう。
ワンピースの主人公たちは、子どもの頃にだいたい「誰かが無償で助けてくれた」経験をしているんだよな。
あとはその恩人が、自分がこどもで弱かったせいで犠牲になったり、傷ついたり。
ゾロとウソップはちがうけど、あとで出てくるチョッパー・フランキーも同じ。
ナミの「誰にも助けを求められなかった過去」があった上での、救済を求める涙にルフィがたちあがる!かっこいい。
■ワンピース 10巻
ONE PIECE 10 (ジャンプ・コミックス)
アーロンとの戦い。
ルフィにとって「仲間」とはなにか?
ラベル:ONEPIECE