2007年05月01日

デトロイト・メタル・シティ3巻 (若杉公徳)

デトロイト・メタル・シティ 3 (3)
デトロイト・メタル・シティ 3 (3)

けっこう楽しみにしているマンガなんだけど、最近は下品さが大きくなっちゃって、前みたいな デスメタルっぽさと勢いが無いんだよなぁ。
どちらが良いかってのは好みだと思うので、今の方が好きな人もいるかもしれないけど、 私はデスメタルとか他の音楽とかの、一生懸命さとか滑稽なところ…… 普段は何気なくカッコイイーとか思ってるけど、こう視点を変えるとダサくって笑えるんだよっていう 紙一重の部分が好きだったかな。

1巻で出てくる歌詞とかライブの雰囲気とか、そういう細かいところが、デスメタルバンドを 追っかけた事のない私も「ああー、こんな感じのイメージだよなぁ」と漠然とした イメージと視点で楽しめて良かったと思うんだよ。
あとは、主人公の本当の姿とデスメタル時のギャップとかね。田舎出身で優しいヤツだってのが 妙にリアルに迫ってきた。本当にいそうだよ、こういうメタルの人。

トーナメントとか始まっちゃうと、もう、少年漫画っぽくなってきた!(笑)でも 戦いのうちに成長していくということはまず無いだろうから、
麺キングフタツキ!」というチャンピオンの漫画みたく、「面白いヤツをどんどん出して 戦わせるのだ!」という展開なのかな?

普通の歌を歌ってもキモがられる根岸くんかわいそう!もしかして声がデスメタル側に だんだん調整されてきちゃったんじゃ(笑)
オザケンっぽい歌詞をデスボイスで歌ったらそりゃキモイだろうなぁ。 (私はむしろその方が面白い場合もあると思いますが……聞きたい)
デスボイスって出ないよね。無理して出すとノドいためそうだし、普段からデスボイスの人は デスメタル以外ではフォークソングとかに行って不条理とか絶望を叫ぶのがいいと思われます。

あと、そうだ!思い出した、3巻はジャギ様がすごく良かった。何をやっても「普通にうまい!」ってのにすごいうけた。一番共感できるのはジャギ様だなぁ(笑)何をやっても普通にこなせるけど、飛びぬけた才能やパワーが無いっていう点で悩みを共感できるよ……(本人はまだあんまり悩んでないみたいだけど)
名探偵コナン 57 (57)
名探偵コナン 57 (57)

名探偵コナンの57巻も同時に読んだんですが、悪魔系ビジュアルバンドの人が出てきたよ。
その人の悪魔っぷりはそんなに凄くなかったんだけど、ちょっとクラウザーさん思い出して 笑えてしまいました(笑)でもかわいそうな話だったんだけどね……
一人しか出てこなかったからバンドじゃなくてピンの悪魔系の人なのかしら。それはそれで 珍しいかも……
posted by 藤村阿智 at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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