2015年07月07日

逃げるは恥だが役に立つ1巻〜4巻(海野つなみ)

hontoで電子書籍版1巻が0円だったから読んでみたんですよ。
kindleでも0円なんでよかったら試し読みをしてみてください。
ただし試し読みをしたらいまでている分全部を買ってしまうでしょう。私がそうでした。

逃げるは恥だが役に立つ(1)


森山みくりさんは就職難の昨今、就活がうまくいかないからと大学院まで行った結果、余計に就活がままならなくなり、派遣で働いてみたもののそちらも契約終了。しかも親は遠くへ隠居するという。
そこで、みくりが仕事として家事代行をしていたクライアント・津崎平匡さんと相談の結果、
契約結婚! 仮面夫婦! 愛はない事実婚状態
……に仕事として取り組むことに。









4巻まで読み終わって。

二人は! 契約結婚したときは足並み揃って、お互いを一番理解して、上手に結婚生活を送っていたのに!
いまや契約結婚をこじらせてしまっている


少女マンガ……というかヤング向け女性コミック? (kissはどういう位置づけなんだ……)
なのでさわやか〜で大人な悩みの少女マンガという感じなんですが、
とにかくこれはジタバタ案件ですよ!(※読んでいると照れてクゥ〜となってモッハァー!となってもどかしくてジタバタしてしまうという案件)


あんまり、人がちゃんと話し合わないでお互いモンモンとしてるだけですれ違っちゃうのって好きじゃないんですが(自分がそういうタイプなので同属嫌悪です……)
この二人はいい感じですね。まだ我慢できるし、みくりさんかわいい。小賢しかわいい。平匡さんかわいい。ジャスト私好み。いちいち童貞っぽいところとかこじらせちゃっててめんどくさいところとか。いや二次元の好みの話ですけど……
主人公として読者寄りのキャラであるはずのみくりさんも、実は考えが読めないキャラクターですね。
だからまだどうなっていくのかわからない。


特殊な舞台設定やキャラ設定でもないのに、ひとつのとっぴな「契約結婚」という話題だけでここまでぐっと来る内容にできるのが作者さんのすごいところ。さすがベテランですね。世界もそんなに広くないところで展開しているのに、このこじんまりさがテーマにあっててちょうどいい。


5巻まで出ているんですが、ほかの本も買う関係でとりあえず4巻までにしちゃったので、はやく5巻が読みたいような、読んじゃったら今度6巻が出るまでが長いような。


こちらもどうぞ。
逃げるは恥だが役に立つ 5巻〜8巻の感想
ラベル:女性
posted by 藤村阿智 at 16:30| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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