2016年12月22日

一人交換日記(永田カビ)

前作に引き続き新刊も購入。

一人交換日記


前作が話題になって、それからどうした?という話。

エッセイなんだけど、一人で交換日記をやっている体でつづられていく。(過去に一人で交換日記をやっていたというエピソードも)

本当に「日記」というか、過去の体験じゃなくて現在進行形の話なんだと思うとつらい気持ちになったり。
私も共感するところ多いし……実際には体験していないところでも、わかんないな~って思う感想はあまりないというか。わかるわかるそうだよね~なんて軽い話じゃなくて、「この複雑な気持ち、わからなくない」って感じで抑えた表現になってしまうけど。
「わかるわかる~」って言っちゃうと軽くない?そんな風に言われたら、この気持ちの時は、
「わかってくれるのうれしい!」「わかられてたまるか!」「ほんとにわかってるのか?」
っていう感情が一気にぐるぐるするんじゃないだろうか……自分の経験だと。


内容について少し取り上げてみると、
・否定的な感想がほしくてヲチスレを見ちゃうがやっぱりしんどい
・親との関係に悩んでいるけど一緒にいてしまう、離れたい、離れられない、でもやっぱしんどい

しんどい中でもいろいろ試してみててエライと思いますよ……
なんちゅうか、私も同じように、変な罪悪感があったりとか自己肯定感のなさとかいろんなものに
いまだに引っ張られ続けてるし、なんとか気持ちを切り替えたところに「おまえが引っ張るのかよ」みたいな他人が引っ張ってきたりさ……そういうつらみがあるけど……
やっぱいろいろ試してやってみるしかないのよ、挑戦という意味でも時間稼ぎという意味でも。

この人の本について話するのむつかしいな。
自分語りエッセイって紹介しづらいからつい紹介のような顔をして自分語りしてしまう……
まあ感想ブログだからいいか。

また、作者さんは構成も上手だし絵もうまい人だと思うんだけど、巻の後ろのほうにいくにつれ絵が粗くなっていくので、そうすると「なんかしんどそうだな~」と余計に気になっちゃうのでした。
posted by 藤村阿智 at 17:56| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする