2017年12月12日

進撃の巨人(24巻)(諌山創)

進撃の巨人 24巻



(ネタバレ有りと言えるかも)

24巻さっそく読みました。
あたらしい角度から物語を語りつつも、ちゃんといままで謎だった部分の解を描いていて、20巻以降はぐんぐん面白くなってると思う。
23巻は、新しいキャラクターも出てきたし、また新しい人間関係を覚えなくちゃいけないということでちょっと混乱したけど、24巻はそのエピソードと過去と、そして現在をつないでくる展開で25巻が楽しみすぎるでしょ……年に3冊しか出ないのにこの引き!!

車力の巨人・ピークちゃんがすごいカワイイ。私好み……いや私のことをよく知ってる方なら「そうだね好みだろうね」って感じわかると思うの……

あと、最近出てなくて寂しかったアニちゃんもがっつり登場してて、アニちゃんも大好きなのでうれしい。

進撃の巨人のすごいな〜と思うことは、キャラクターが(どんなに変人でも)根っこでちゃんと確立しているというか、やっぱりこの子はこの子なんだ、どのサイドにいても、どの時代で違うことをやっているように見えても一人の人間なんだっていうキャラクター設計があるところかなあ。
こういうのは設定資料で何とかなるものじゃなく、物語を作る人がちゃんとその人と付き合って「この人間はこういう人間だ」と理解してないとできないかも。
ライナーさんだって複雑な立場と人間で、それは表にも出ているけど、でもどんなに矛盾した行動や矛盾したキャラだという設定でも、やはりライナーさんであるという枠からははみ出ていないと感じる。
安定して、ライナーさんはライナーさんなのである。


あとはいまの超大型巨人さんとかはどうしていらっしゃるのか……その辺が気になるけど、次巻以降でそちらサイドの現在も語られるかな?


posted by 藤村阿智 at 11:20| マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする