待ってたよ〜、な25巻。
久しぶりに皆さん登場して戦いのターン。
もはやどちらが応援すべき側なのか、読者にははっきりとは示されない。
どちらにも事情があり、どちらも自分が生き抜くために戦って、相手を殺さなくては殺されるというつらい展開なのかもしれない。
情もあるし自分もかわいい、でも躊躇してやさしさを見せていたら勝てない。しかしとっさの判断も難しい。
エレン達壁の中のエルディア人が戦闘を仕掛けたけど、どういう思いなのか、なぜ戦うのかというところは示されないまま。
でも、「進撃の巨人」に私は少し信頼を感じている。いま私にはわからないキャラクターたちの考えや立場、ここまでに何があったかは、きっといつか語られるという信頼。
次巻以降も楽しみです。
ずっと出てきていないあのキャラ、そしてここの所隠されているあのキャラのことも作者サイドは忘れていない、きっと今は思い出さずに胸にしまっておいていいんだと感じる。