起きてから眠るまでの楽しいドイツ語フレーズ
posted with 簡単リンクくん at 2005.11.22
祐子・タム著 / ハミル アキ著
三修社 (2001.12)
通常2-3日以内に発送します。
三修社 (2001.12)
通常2-3日以内に発送します。
ドイツ語はなんとなく、好きだ。
全然勉強したことないけど、響きとか雰囲気が漠然と好きだ。
そこで、ドイツ語自体に興味が出たわけだけど、もう大人になったので勉強もなかなか出来ない。
「やらされる勉強」ではないから、自分のモチベーション頼りになるわけだけど、そうなると生活に必要(仕事関連とか)以外の勉強は後回しになりがち……
もともと勉強は苦手で、プログラムやHTMLなども「勉強した」と言うより「いじってるうちに少しできるようになった」という結果が、今の実力になっているので、最初から「勉強するぞ!」と意気込むと続かないことが多い。
で、上記紹介の本だ。
この本はドイツ語を勉強する本ではない。
「日常生活で使われるドイツ語を、とにかく今すぐ使ってみることが出来る」本だ。
例えばこんな感じ、
リモコン取って
Nimm die Fernbedienung.
ニム ディ フェルンベディーヌング
日本語訳・ドイツ語・カタカナ読み(!)の順で、淡々と会話に使えるフレーズが掲載されているのだ。
挿絵も大きく、写真もあり、1ページには0(イラストのみのページ)〜15フレーズ程度が並んでいる。情報量としては決して多くないけど、ぎっしり感がないので読みやすく、うんざりした嫌な気持ちにさせない。
「とにかく、こんなかんじかな?」とドイツにいる気持ちでカタカナを読んでみる。
結構たのしい。難しい文法どころか、単語がどういう意味なのかすらよくわかってないけど、「リモコン取って」と伝えることは出来るかもしれない。
どちらかというと、実技優先タイプの私。
先に基本を勉強するより、まず動かしてみて、楽しんでから仕組みを覚えたい。
動き始めると、自然に「なんで? どうやったら応用できる?」という疑問も自然にわいてくるので、そこから基本に興味が出る。
そういう人にはうってつけだ。
とりあえずこの本で、誰かを驚かせてからきちんと勉強したって遅くないよね。
「旅行ガイド系」言葉の本だと日常ではあまり使わない言葉が多いが、この本はごく身近なフレーズと単語が紹介されていて、日本の日常でも使えそう。